飯能の天王山→多峯主山に登った話
26年生きてきて日記を書くクセってのは無く、
「あの時どこで何してた?」を振り返るのに丁度いいかもってことで、好きなことを好きなように書きなぐるブログです。
備忘録的な感じで、非日常的な何かが起こったり、行ったり、見たり聞いたりした時に、思ったことを書き残していければと。
で今日、出社してもやること無さそうだったので急遽有給を取って
埼玉県は飯能市にある天覧山、多峯主山に登ってきたよってお話。
なんとなくヤマノススメ感を味わいたくなったのと、運動不足を気にして最近ちょいちょい歩くようにしてたりしてるので、その一環として。
ほんで聖地巡りにはこのアプリを使って、可能な限りチェックインしながら回るのが好きっす。
調べたところ20分くらいで山頂と書いてあったけど、山登りに慣れていない人間がいきなり挑むとちょっとしんどいかな、って感じ。
想像以上に傾斜がきつい。スニーカー履いてきてよかった。
流石にここで弁当を広げる程のんびりできる余裕は無く…体力的にというか気温的に(最高気温32℃)。
もう少し進んだ先に多峯主山ってのがあると。行こうじゃないの。
20分ちょっと歩くと日の光が。頂上かな?と思ったところで物騒な看板が
えぇ…(゚Д゚)
ここで落石ってもう逃げようが無いのでは?
ある意味石ころの一つでも転がってきたらそれはそれでオイシイんだけどそんなこともなく、無事頂上です。
山頂には猛者達(おじさま、おばさま、超スタイルのいい外人さんとその奥さん)が楽しそうにしゃべってました。
おば「○○さん北海道の山はもう全部登っちゃったんでしょ?」
おじ「えぁーっとどうだったかな、××だけまだだったかな、いや登ったんだっけか?」
確実にこの人たち強くてニューゲームって感じの人たちでしょ。
3週目くらいでしょ。
外人さんは背中にでっかいリュック背負ってるのかと思ったらお子さんを背負うための何か(キッズキャリーって言うらしい)を担いでた。
こんなの↓
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涼しい顔して山頂からの景色を眺めている。
余裕って感じがすごい。
池に着いた時、途中で追い越した時に挨拶したおじいさんと再会。
おじ「もう登ってきたの!ずいぶん早いね」
俺「やーちょっと飛ばし過ぎました(笑)これ飯能駅は右の道ですかね?」
お「あんね、さっきすれ違った人がね、今日日差し強いでしょう国道に出るんじゃなくて山ん中通って行った方が楽よぉ言ってたから、私が来た道戻るといいよ」
地元の人なんだろうか、伝言ゲームの恩恵にあずかってしまった。
ありがたいお話を聞いたのでおじさんが来た道をそのまま戻ることに。
アスファルトの道に戻ってきた瞬間に足の疲れと痛みが急に襲い、更に13時半を過ぎていたこともあり空腹感も襲うという。
ゴローちゃんじゃないけど、なんだか下山して安心したら、腹が、減った。
なんでか無性に油そばの気分だったので、飯能駅を通り過ぎて遅めのお昼を。
正直、山登るよりお店までの道がしんどかった。アスファルトの硬さと照り付けってホントにしんどい。山に戻りたい。
歩数やカロリーを計るのには使い勝手がいいのでこれを使ってます。
総括
突発的に聖地巡礼+運動を兼ねての山登りだったけど、非常に良い気分転換になった。自然の力は偉大。
車の音も工事の音も人の話し声もほとんど聞こえない。鳥の鳴き声とイモリだかヤモリだかがカサカサいう音くらい。これ聞きながら寝たいくらい。
で、登山中にすれ違う時の挨拶。最初はちょっと躊躇うんだけどこっちから「こんちは!」って言うと大体返してくれます。気持ちがいい。
途中出会ったおじさんみたいに、ふとした所で再開したり会話できたりってのはいいもんですね。
あと、これが今回一番の発見。
この間、島田紳助が言ってたこの言葉に「あぁ~良い事言うその通りだわ」って思ったんですね。
みなさん思い出してください
高校生の一年間、どんだけ長かった?…
あれ、凄う長かったでしょ?
時間は同じように流れているのに あの一年は長い…
なぜ長いかというと 「経験していないから」なんです
新しいものをどんどんどんどん知ったり、新しいものを見ると
時間は長く感じるんです。
ほんで、同じ経験したこと 同じ見たことを繰り返していくと
時間は短く感じるんです。
それが、旅行をした時の、行きは長く感じ 帰りの道は早く感じるでしょ?
帰り道は なぜかというと一度見た風景やからなんです
もともと自分は趣味の多い方だと思ってて、何か一つ新しいことを知る度に「面白い!」ってなるタイプの人間なんですよ。良くも悪くも影響を受けやすいんで、ちょっと興味を持つとすぐハマるんですよ。
でも26歳になって、やっぱり学生の頃より時間の経過が早いなって感じるようになってきてます。
そんな自分にはすごい刺さる言葉で、これからも興味のあることはどんどんやってみよう!と。
でね。
今日山登ってみて思ったんですけどね。
「行きは長く感じ 帰りの道は早く感じる」理論なら、下山の時って登る時より短く感じるはずなんですよ。
下山の時に全然短く感じなかったんですね。
これなんでかなって考えたんですけど、
登る時と降りる時とで見える景色が全然違うからなんじゃないかなと。
平坦な道の場合は、行きも帰りも左右が反転してるだけだけど、高低差のある山登りってのは、行きと帰りとでまた違う見方ができるのかなと。
登ってる時は疲れと戦ってて余裕が無かったり、早く着けやぁとか考えてて前と上しか見てなかったり、でも帰りはたとえ同じ道だったとしても「この道は下りの方がしんどいな」とか、「こんな高くまで登ってたんかいな」とか、新しい発見があるから「飽きない」のかなーとか思いながら下山してました。
ということで、自分なりに新しい発見があったおかげで帰りも飽きることなく自然に囲まれて気持ちよく降りてきました。
帰りの電車で、山頂で見かけた外人ご夫婦と再会したり。
降りる駅が同じ駅だったり。
出会いは一期一会とはよく言ったもんですね(おっさん)。
キャンプほどガッチガチにハマらずとも、今後も突発的に山登りに挑戦するのはアリかもしれん。足が痛い。
(多分ハマります)